個人再生すると自動車ローンや住宅ローンはどうなる?

個人再生は借金の元本を大幅に減額してもらえる手続きですが、自動車ローンや住宅ローンがどうなるか気になって個人再生をためらう人は多いといえます。

ここでは、個人再生すると自動車ローンや住宅ローンはどうなるのかに加えて、個人再生後にローンを組むのは可能なのかについて説明していきます。

個人再生すると自動車ローン完済前の車は失う

個人再生は裁判所を通す法的な手続きであるため、すべての借金を同じように整理しなければならないというルールがあります。

そのため、自動車ローン完済前の人が個人再生を行った場合、自動車ローンが整理の対象となり、車がローン会社に回収されることになります。

個人再生しても住宅ローン完済前の家は残せる

一方、住宅ローンについては、「住宅ローン特則」という制度を利用することで個人再生の対象から外し、家を残したまま個人再生することが可能です。

住宅ローン特則は、個人再生を行う本人の持ち家(家族などとの共有でもOK)であり、現在住んでいる家であることなど、いくつかの条件を満たす家に適用することができます。

住宅ローン特則を利用した場合、住宅ローン以外の借金を個人再生で減額してもらい、減額された元本の返済と住宅ローンの支払いを並行して行っていくことになります。

個人再生後にローンを組みたい場合

個人再生後はローン会社などが加盟している「信用情報機関」に個人再生の情報が登録されて、いわゆる「ブラックリスト」に載った状態になり、ローンが組めないなどの制限を受けます。

個人再生から約510年が過ぎればブラックリストは解除されますが、その際に通知などは来ないので、確実にローンを組みたい人はブラックリストが解除されたかどうかを信用情報機関に確認する必要があります。

信用情報機関にはJICCCICJBA/KSC3つがあり、JICCCICはインターネット・郵便・窓口、JBA/KSCは郵便のみで信用情報の開示を受け付けています。

まとめ

個人再生ではすべての借金を同じように整理しなければならないため、自動車ローン完済前の人が個人再生すると、自動車ローンが整理されて車を失うことになります。

しかし、住宅ローンについては「住宅ローン特則」を利用することで例外扱いにできるため、ローン完済前の家を残して個人再生を行うことは可能です。

個人再生後は約510年間ブラックリストの制限によってローンが組めなくなるので、個人再生後にローンが組みたい人は、ローンを申し込む前に信用情報機関に問い合わせをしたほうが確実です。

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