個人再生で銀行口座が凍結されるケースとされないケースを解説

個人再生は借金の元本を5分の1程度に減額してもらえる手続きですが、整理する借金を選べないというデメリットがあります。

個人再生時に銀行からの借金がある人は、銀行口座が凍結されるので注意してください。

個人再生で銀行口座が凍結されるケース

個人再生は裁判所を通して行う法的な手続きであるため、すべての借金を同じように整理しなければならないというルールが厳格に適用されます。

そのため、銀行からの借金がある人が個人再生を行った場合、銀行の借金が整理されることによって、銀行口座が一時的に凍結されて使えなくなります

個人再生で銀行口座が凍結されないケース

銀行からの借金がまったくない人であれば、個人再生をしても銀行口座が凍結されるといったことはありません

また、2つ以上の銀行に口座を持っている人の場合、借金がない銀行の口座は凍結されません

例えば、三井住友銀行とみずほ銀行に口座を持っている人が「三井住友銀行カードローン」で借金をして個人再生した場合、三井住友銀行の口座は凍結されますが、みずほ銀行の口座には何の影響もありません。

個人再生で銀行口座が凍結される場合はどうしたらいい?

銀行口座が凍結されると預金が引き出せなくなってしまうので、個人再生をすると決めたら、あらかじめ預金を全額引き出しておきましょう。預金が残っていると、借金の残高と相殺されてしまうので注意してください。

また、凍結される銀行口座が給料の振込先になっている場合や、電気代・スマホ代などの引落口座になっている場合は、事前に別の口座を指定し直しておきましょう。そうすることで、給料が引き出せなくなったり、支払いが滞ったりするのを防ぐことができます。

銀行口座の凍結は一時的なもので、13カ月程度が過ぎて凍結が解除されれば、元通りに銀行口座が使えるようになります。

ただし、口座の解約を強制してくる銀行もあるにはあります。

まとめ

個人再生ではすべての借金を同じように整理しなければならないというルールがあるため、銀行からの借金がある人が個人再生をした場合は必ず銀行口座が凍結されます。

逆に、銀行からの借金がない人の場合、銀行口座が凍結されることはありません。また、借金がある銀行以外の銀行についても口座は凍結されません。

個人再生で銀行口座が凍結される場合は、あらかじめ預金をすべて引き出し、給料の振込口座や毎月の支払いの引落口座である場合は他の銀行の口座に変更しておきましょう。

凍結が解除されればその銀行口座は再び使えるようになります。ただし、解約を強制してくる銀行もあります。

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